沢居曜子| YOKO SAWAI
2006.11.24(金)- 2006.12.16(土)
70年代のカッターナイフとコンテで制作された紙の作品はその時代を震撼させた作品であった。今回の第1室の展示は作家の2001年名古屋市民ギャラリー矢田で「表現の多様性」展で展示した、作家にとっては珍しい大画面の風景画をカッターで小さな正方形に切り裂いたものを壁面に張り付ける。ギャラリーの4面の壁面を使ったインスタレーション的な展示を試みる。この作業は初期より続く作家の絵画芸術の「新しい在り方」の追求ともいえます。芸術とは「在るもの」を壊し「新しい在るもの」を創り上げていく作業なのかも。
また、第2室では新作油彩絵画作品を数点展示いたします。<プレスリリース>